印鑑の代わりになる印鑑

仕事で数多くの書類と格闘をしていると、どうしても必要になるのが印鑑です。ビジネスパーソンにとって印鑑はなくてはならないもので、肌身離さず持っているという方もいらっしゃるでしょう。

しかし近い将来、印鑑の存在が消えるかもしれません。

法律が改正され、ペーパーレス社会はこれからどんどん進むでしょう。近い将来、紙の書類そのものがなくなることもあります。紙の書類がなくなると、今肌身離さず持っている印鑑が無用の長物になるのは目に見えています。

そして実物の印鑑に代わり必要とされるのは、電子印鑑です。電子印鑑は読んで時のごとく、印鑑を電子化したものです。要は、印鑑の画像データです。

今は必要と感じていなかったとしても、1つは持っておきたいものです。

大手印鑑会社が取り扱っている電子印鑑

電子印鑑の将来的な需要に目をつけているのか、大手印鑑会社も電子印鑑を手がけています。完全オーダーメイド製で、会社オリジナルの書体を用いており、複製されることは絶対に有り得ません。

仮に複製されていたとしても、印鑑にはシリアル番号が振られており、第三者が使うことはできなくなっています。ある意味実物の印鑑よりも、安全面は高いと見て間違いないでしょう。

ただし大手印鑑会社で電子印鑑を申し込むには、お金がかかります。しかも手続きがかなり面倒で、申し込むだけで疲れてしまうほどです。

電子印鑑は自分で作ることができる

電子印鑑は大手印鑑会社に頼らずとも、自分達で作ることは可能です。実際の印鑑を紙に押印し、スキャナーで読み取ります。

スキャナーで読み取った画像をデータ化すれば良いのですが、データ化するまでのプロセスはかなり難しいです。非常に高い技術が求められるので、ハードルが高いです。

もっと簡単に、無料で手軽に電子印鑑を作る方法はないのでしょうか。そこで紹介したいのが、「クリックスタンパー」です。

クリックスタンパーはおすすめ!

クリックスタンパーは、簡単に電子印鑑が作れるソフトです。もちろん利用は無料です。

出来上がった印鑑画像はベクター画像となっているため、どんなに拡大や縮小をしても、画像が乱れることはありません。

予め用意されたサンプルを元にして印鑑を作ることになるので、自由自在なデザインの印鑑はできなくなっていますが、ビジネス利用として使う分に関しては不自由しないでしょう。

使い方は、ダウンロードが済んでソフトを立ち上げます。すると日付印作成画面が出てくるので、そのまま作成することが可能です。

更には丸印や角印を作ることもでき、色・フォント・枠線の大きさも自由自在に変えられます。