他人事ではない情報漏えい
ニュースで度々耳にする「情報漏えい」は、他人事と思ったら大間違いです。ビジネスなどの理由でパソコンを使用しているのなら、情報漏えい問題は誰しもの身にふりかかる問題です。
それこそ情報漏えいに巻き込まれた当事者となり、取り返しのつかない事態を招いてしまうことも有り得ます。「パソコンはインターネットに繋いでないから大丈夫」とおもっても、安心はできません。もし見知らぬ間に第三者にパソコンを操作されて、データが持ち出されることもあります。
財産に関しては厳重な金庫で保管していても、情報に関してはおざなりになっているのが現状です。今すぐにでも対策をしなければ、とんてもないことになります。
アタッシェケースの使い方
そこでおすすめしたいのが、「アタッシェケース」です。当然ですが重要な書類を入れて持ち運ぶためのケースではなく、「アタッシェケース」という名前のフリーソフトになります。
主な目的はファイルの暗号化で、第三者にデータを読み取られないようにします。
ファイル暗号化と聞くと小難しい操作をイメージするかとおもいますが、アタッシェケースに関しては簡単にできます。
まずは、アタッシェケースを立ち上げてウィンドウを表示します。アタッシェケースのウィンドウ内に、暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップします。フォルダごと暗号化したいのならば、フォルダごとドラッグ&ドロップしましょう。
ドラッグ&ドロップするとパスワードの提示が求められるので、パスワードを入力すれば終わりです。後は暗号化されるのをひたすら待つだけです。
なお暗号化を元に戻すにも、ドラッグ&ドロップするかダブルクリックしてパスワードを入力するだけでできます。
アタッシェケースを使う上での注意
ただしアタッシェケースを使う際に気をつけておきたいのが、脆弱性です。
アタッシェケースを実行する際、ある特定のファイル名を使うと、意図しない所で暗号化が行われます。
対策方法としては、今すぐにでも最新版をダウンロードするしかありません。また見に覚えのないファイルの取り扱いには、十分に気をつけましょう。
なお暗号化されたファイルを悪意ある第三者が読み解くことは、絶対に有り得ません。例え暗号化に精通している人であっても、読み解くのはほぼ不可能に近いことです。
ビジネスチャット上で重要なファイルを送信する場合は、暗号化しておくのも良いかもしれません。
データ保護の重要性は、今後ますます高まるでしょう。しっかりと厳重に保護するためにも、暗号化対策に乗り出して下さい。
ビジネスチャットのセキュリティって大丈夫?
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